* 携帯ドラマ「恋する血液型」 *

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第8話

デートの待ち合わせ。
弘幸が遅刻してしまいます。

ちょっとイラつきながら待つミサキの元へ
弘幸が走って来ました。

「もぉー遅いー!」
「ごめんごめんっ!!」
と、弘幸はt両手を合わせ謝ります。

2人で側にあったベンチに腰掛けると、ミサキは
「私の事、大事じゃないんだ」とすねちゃいました。

弘幸は大慌てで「いやいや、違うんだよ!」と訂正。

「昨日早めに寝たら、夢に怪獣が出てきて街を破壊してたんだよ!で、俺一生懸命戦ってて
冷汗いっぱいかいちゃってさ、結局怪獣に負けて目が覚めたんだけど」
「そしたらまだ5時で。シャワー浴びたりしてたら、
なんかさっき怪獣に負けたのがだんだん悔しくなってきて、
それでもう一度怪獣と戦って勝ってやろうと思って寝たわけ!
ね?で、結局怪獣を倒したの!」

となぜか自慢げにグッジョブポーズをキメながら言い訳する弘幸に、
ミサキは目を閉じ頷きながら聞いていますが、
段々とその眉間にはシワが…

「だけど、その目が覚めたら2時でさ…で、急いで来たんだけど…お、遅れちゃった…」

ようやく弘幸の言葉が切れ…
「そういうの、どーでもいい。遅れたら全部台無し!」
とすっかり不機嫌になってしまったミサキは口を開きます。

「じゃぁ、俺はあのまんま怪獣に負けたまんまでよかったってわけ?」
あーあ…
ここで弘幸、怒ってるミサキに言っちゃいけないひと言を…(-"-;A

「あんたが夢で怪獣に勝とうが負けようが、どーでもいいの!問題は何で遅れたかってことでしょ?」
「だから、俺は怪獣に負けるわけにはいかなかったんだよ!」
「私も待たせてもいいんだ。」
「遅れようと思って遅れたわけじゃないんだって、怪獣が…」
「もぉ、いい!」

そう言うとミサキはベンチか立ち上がり、スタスタと歩いて行ってしまいます。

「おい、ちゃんと話聞けって!なぁ!」
そう言いながら、ミサキを慌てて追いかける弘幸。

ズンズン歩くミサキは、最後にひと言。

「ヒーローかっ!」


わはははは!
そうなの、ヒーローだったの!(爆)
と、思わず突っ込みたくなりましたヾ(*´∀`)ノ
A型は生真面目な分、言い訳がくどくど長いのが特徴らしいです。
でも、あんなに必死に、しかもちょっと嬉しそうに夢の話をさせたら
許せちゃう…かも?
や、これは弘幸が出合さんだから。でしょうか…?(;^_^A
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