* 携帯ドラマ「恋する血液型」 *

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第6話

弘幸の部屋のベッドに並んで座る2人。

微妙に気まずい(?)雰囲気が流れる中…

「さ、寒い?」
「ううん」
「あ…暑い?」
「ううん」
「そう…なら、よかった。」

そう笑顔で言う弘幸をよそに、ミサキがふと時計を見ると
時刻はもう、0:00過ぎ。

「あ…もう終電ないじゃん…泊まってってもいい?」
と聞かれ、弘幸は
「え…?」
と慌てたように、座りなおします。

「いいでしょ?」
と再度聞かれると、弘幸は…
メガネを外し、
「うん…」と。

「よかった。」
と言いながら、ミサキは弘幸の肩にもたれかかりました。
少しの沈黙の後、
「…抱きしめても、いいですか?」
と弘幸。
「いいよ。」
というミサキの肩に、弘幸は腕を回しそのままゆっくりと押し倒すと…

「いたっ…」

とミサキの声。
「なんか下に…」
ミサキがベッドの下を探ると、出てきたのは…

『ベッドの中のマナー術』と書かれた本。

「あっ!!(lliд゚ノ)ノ」
弘幸は外していたメガネを再度かけ、大慌て。

「なにこれ〜!こんなの見て研究してんの?はずかし〜(笑)」
ちょっと引いた感じで笑われて、弘幸は本を片手にオロオロおろおろ…

少し落ち着いた弘幸は、本をベッドの下にポィっとして

「や…分からない事だらけだから…」
「はぁ…?」
ミサキはだいぶ引いちゃったみたい(泣)
「や、そうじゃなくって…」
メガネを直しつつ、ボソボソと呟く弘幸にミサキは
「…だいじょうぶ?」と…。


あぁっ!途中まではすっご〜くカッコよかったのにっ・゚・(ノД`;)・゚・
こんな結末が待っていたとは…な感じの第6話でした( ̄▽ ̄;A
でも「抱きしめていいですか?」って囁く(?)出合さん、
最高にカッコよかったですっ!
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