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第11話
弘幸と別れた後、ミサキは自分の部屋でケーキを食べています。
と、玄関の外で何か物音が。
ミサキが玄関へ行くと、ドアの下に何か紙が挟まっています。
いぶかしげにその紙を見ていると、外から「ミサキ」と弘幸の声が。
ミサキはドアを開けずに、続きを聞きます。
「口ベタだから、手紙を書こうと思ったんだけど…いい言葉が浮かばなくて。
こんな事言えた義理じゃないんだけど、本心から別れようって言ったわけじゃないんだ。
俺と付き合う事が、ホントにミサキの為なのかどうかってずっと悩んでたから…」
ミサキは弘幸の言葉に、俯きます。
「ホントは別れたいわけじゃない…っていうか、
できれば一緒にいたい…っていうか…その…もう一度、僕と…」
2人の間には沈黙が流れます。
翌日。
自分の部屋で、弘幸からの手紙をじっと見つめるミサキ。
そこには"もう一度、はじめからやり直そう"という言葉と
舞台(?)のチケットが。
ミサキは、どういう選択を取るのでしょうか…。
この11話の後は、いよいよ最終話です。
最終話は、この待合せ場所に行くか、断るかでストーリーが違うそうです。
私はもちろん「待合せ場所に行く」という選択を取りました(*^^*ゞ
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