* 「WHITE DINNER PARTY〜WHITE DAY 皆様に感謝の気持ちをこめて〜」 *

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少し時間が経ち、和風の(尺八かな?)渋めな音楽と共に幕が上がると。
そこには吊られた2本の大根。
そしてその間には・・・なんと、裸足に袴姿の出合さん・・・!!!
その凛々しさ、カッコ良さに、ひっくり返りそうになりましたっw(☆o◎)w

出合さんは幕が上がり終わると、きちんと腰(腰骨の所)に手を置き一礼。
するとスー・・・っと刀を抜き、ゆっくりと大根に近寄ると・・・大根をスパッ!!
そして振り向き、もう片方の大根にもゆっくりと近寄って、スパッッ!!
見事、大根は真っ二つです。
その後、何か話すのかと思いきや、無言でまた腰に手を当て一礼。
それと同時に、幕が下ります。

居合い切りの出合さんは、ついさっきまでの優しい笑顔を浮かべていた出合さんとはまるで別人で。
同じ「出合正幸」さんなんだけど、表情も雰囲気も全て違う。
でも、真剣を持って大根を真っ二つにしていても、
怖さとか、勢いとか、がさつさは微塵もなく。
刀を抜く様や、鞘に納める仕草、歩く仕草はゆったりとしていて「静」なのに、
切る瞬間だけ鋭く「動」になるんです。
・・・う〜ん・・・上手く言葉で伝えられなくてごめんなさい(>_<)ヽ
出合さんのブログに『表現者として居合いをやりました』と書いてありましたが、
私は、出合さんの居合い切りに「優しさ」と「静」と「動」と「出合正幸ならではの空気」を感じました。

幕が下りきると、司会の方が登場し、リハーサルの時の話をしてくれます。
出合さんは、リハーサルの時もきちんと靴を脱いで居合い切りをしたそうですが、
ゆっくりゆっくり大根に近づいて、スパーッ・・・とはいかず、スカッと空振りしたそうです(笑)
でも、本番はきちんと決められてさすがですね〜!と言ってました。
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